2019年3月1日金曜日

酵素ダイエットは断食と一緒? 生海苔から考える日本人の特徴 ジーンライフ 遺伝子解析結果

一時期、酵素がはやり私の知人たちは健康のために高い酵素を買っていた。
酵素だけしかとらない日を設けた方が効果が出るのか、一週間に一日断食っぽいことも併用して行っていた。
きっとこれは売っている方々の営業戦略だったに違いない。
断食だけで同じ効果が出る気がする。

はやりにあまり乗らない私だが、酵素が遺伝の影響で成り立っているということは聞いていた。
ひとえに、この遺伝子を残してくれた 先祖に感謝しよう! ということである。

今の暴食な日本人にとって、適度な断食だけで休肝日と同じように健康・デトックスになるかも?
酵素を飲むことはコーラックを飲むのと同じ?
酵素を摂取していると、食べ過ぎてたまっているものはよく放出されるらしい。
ちなみに、断食も似たようなデトックス効果が表れる。

歯医者さんでのこと。
数年前に海外の研究によりこれまでの定説が覆った。
酵素は外から取り入れても無駄!
遺伝がすべて!!と言われる。

えっ。
じゃあ、歯のクリーニング後に歯をつるつるさせてくれるフッ素はいるのか?
外から取り入れる酵素は全く意味ないというのか?
どうやって、その遺伝子の変化はもたらされたのか?
答えられない歯医者さんだった。

確実なのは、酵素を食べても酵素としての働きにはならないと思われるということ。

日本人しか消化酵素を持たないと言われる生海苔。
沖縄で、あーさー(沖縄の岩場で採れる生海藻)を採りに行き、あーさ汁を飲んだことがある。
美味しい。
おちつく美味しさであった。
これも、日本人として生まれ、育った遺伝子のおかげだったのだ。

主に菜食人だった日本人にとって海苔は、必要なたんぱく質(アミノ酸)が大量に含まれている食材だった。
海苔は消化し吸収&利用できても、肉を文明開化まであまり食べてこなかった日本人的な遺伝子には肉を効率的に吸収&利用できる酵素はないのではないか?と疑問が出る。
肉のたんぱく質は、食べても実は意味ない?
昔ながらの日本食に肉はあまりないと思われる。


ちなみに、私はジーンライフの遺伝子解析結果でバナナ型だが、肉(脂身)はたんぱく質の吸収効率を落とすと書かれているではないか。
私、思っていたより肉は吸収&利用できないのかも!
そもそも、私が肉をおいしいと感じるのは下味のおかげである。
餌から下味の準備をしていて、お酒をあげたりするようだ。
血肉にお酒とかが染み込んだ若い子供のお肉を食べているってこと?
下味をつけないと味しない?
どう考えても自然なものではない。

お酒を飲みすぎた人はどこに蓄積されるのかあらゆるところから酒臭い。
歯の遺伝子結果より縄文人的な性質があるようで、西洋人や肉食文化が盛んだったと思われる民族にある特徴がない。
昔からミディアムのお肉、よく噛めなかったの。

生海苔を消化する酵素がない外国人、中国人や韓国人も酵素はないらしい。
韓国のりはあるが、これは戦後に日本から伝わり韓国人にも食べやすいようにアレンジされて生まれたものらしい。
外国人でも食べやすい焼きのり、かつ、海苔の密度が異常に少ない。
すかすか。
油と塩がすべての味を決めていて、海苔の味がほとんどしない気がする。

こんなに近い国の遺伝子でも生海苔を消化する酵素を持っていない。
これは、何を意味しているのだろうか。
日本に隣国から移住する人はいても、日本から隣国へ旅立つ祖先があまりいなかった、ということだけなのだろうか。

最近の酵素ブーム。
酵素の常識が変わった?ということを、知らない人は多い?
酵素を飲めば、栄養素を吸収できるのだろうか。
体に何かの変化はあるようだが、便秘薬のような効果と聞く。
不要な異質なものとして放出されるのかもしれない。

長い年月をかけて変化、構築されてくる遺伝子はそんなに簡単には変わらないと聞く。
考えてみれば、そんなに簡単に変わるのであればもっと型があるだろう。
ダイエットについて4つ(リンゴ/洋ナシ/バナナ/アダム・イブ)しかないなんて。。。
進化よりも、退化、遺伝子が壊れていく方が早い?
昔から、地のものを食べなさい、と言われている。
遺伝子にあった、昔から長く食べ続けてきたもの、耐性があるのもを食べなさいということだろう。

最近日本へ来た日本人と、昔から日本にいた日本人では遺伝子構造が違う。
遺伝子はたんぱく質で構成されている。
どのたんぱく質を摂取するかは、とても重要なのかもしれない。
項目ごとの違いを知り、自分に合ったものを探していくことは楽しい。

日本人は混血人種であるので、どの遺伝子の型を持っているのかは重要なのかもしれない。
ちなみに、歯の裏の形は日本人の20%くらいしかいない中間型だった。
実際に、ほぼ中間型かも?
半草食動物ってことかな。