しかし、女系のミトコンドリアにおいて縄文系はM7とかと推定され、弥生系はD4とされていたが、分岐からみて同じM派生の縄文系といえる。
分岐的にどう考えてもM7と親戚関係のD4が、なぜ弥生系渡来人とされたのか?
これは、弥生系とは何なのか?ということが重要になる気がする。
私の考えでは簡単にいえば、遺伝子の系統で見て縄文系は東洋人(モンゴロイド)、弥生系は西洋人(コーカソイド)である。
一般的にはそれまでの先住民の縄文人を滅ぼして日本列島に住み始めた大陸からやってきた移民を弥生人と教科書では定義してきた。
最近では、遺伝子の研究によりまったく滅ぼされてはおらず縄文人と弥生人は男女ともに混血が進み同化していったと考えられるようになった。
しかも、女系はモンゴロイドなので、混血が進めばみんなモンゴロイド色が強くなるはずだ。
その為、現在ではあるタイミングを持って弥生時代を定義することになる。
弥生人と定義される初めの集団は2400年くらい前に日本列島にやってきた渡来人である可能性が一番高いようだ。
この2400年くらい前にやってきた渡来集団が来たタイミングを持って、このタイミング以降の移民と元から住んでいた住民(縄文人含める)はすべて弥生人とし時代設定を弥生時代に変えたと最近では定義している。
日本の建国は2700年くらい前といわれているが、そのちょっと後くらいからを広義で弥生時代としたのである。
また、天皇家がそもそも移民であるという定説がある。
遺伝子の研究が進むにつれ、ふたを開けてみると天皇家の男系継承で守ってきた系統はめちゃくちゃ縄文系(中国・朝鮮人とは違う)だったと思われる。
中国・朝鮮人系との混血が進んだのは1200年くらい前からのようだ。
遺伝子的に見ると移民ではあったかもしれないが、先祖帰りしただけなのかもしれず、天皇家の男系遺伝子とされるY染色体D1a2の遺伝子を持つ男性はそもそも日本列島に住んでいたと考えられる痕跡が発見されてしまったらしい。
その為、今では日本特有とされるY染色体D1a2の推定発生地点は約3万5千年前の日本になったのだろう。
そもそも、天皇家の皇祖神って天照大神っていう女性のはずなんだけど・・・
なんだか、最近では男性だったなんて本も出たりして、そこはタブーなのかな?
興味深いことだが、ネイティブアメリカンはいつアメリカ大陸に到着したのだろう。
ネイティブアメリカンのグループの一部は男性がY染色体D系統を持っていたと言われている。
一説にはインカ帝国の男性にはD1a2のY染色体をもつ人がいたようだ。
少なくとも、約3万5千年以内であることは言えるだろう。
そのツインとなる女系がミトコンドリアD系統を持っていた可能性は高いと思う。
しかし、現在ではアメリカ大陸のY染色体D系統を含めた縄文系遺伝子の男系は滅ぼされ、女系のみを残すことになったのだろう。
アメリカのフロリダで発見された7000年前のミイラのミトコンドリアから、現在の日本人にしか見られないとされた遺伝子配列が確認されたらしいが、これは日本人に多いM系統派生だったのだろうか?
どこかのタイミングでネイティブアメリカンの男系遺伝子はすべてQ系統に置き換わったようだ。
しかし、女系では縄文系遺伝子のM系統CとDなどを受け継ぐ子孫は残ったようだ。
これと同じことが、日本以外のアジアの大陸全体で起こったのかもしれない。
どこかのタイミングでアジアの男系遺伝子の多くがO系統に置き換わったのだろう。
ミトコンドリアD4が弥生系とされた理由のひとつは渡来してきた中国や朝鮮からの移民の男性がY染色体はO系統、ミトコンドリアはM系統のD4だったからなのかもしれない。
西ヨーロッパにはほどんどM系統のミトコンドリアを持つ子孫がいないと統計が発表されている。
しかし、イギリス王室の元ダイアナ妃はインド人に多いM系統の縄文系遺伝子を持つ女性であったと推測でき、その子孫である2人もその遺伝子を受け継いでいる。
噂では、時のチャールズ皇太子は元ダイアナ妃の家系の女性を妃にしなければいけなかったという。
これは、西洋人にとってとても重要なことのようだ。
もし、ダイアナ妃が女の子を産んで、その子がロイヤルとして育ったとしたら、どんな結果になったのだろうか。
D4は南北アメリカ大陸、アジア、もしかするとヨーロッパ中、かつて世界中に勢力を持って存在していたが、ヨーロッパでは滅ぼされたのかもしれない。
このM系統、もしかすると霊力が高い、いわゆる魔女の遺伝子なのかもしれない。
そういえば、天照大神って巫女、シャーマンの女神って説が有力だ。
反対にD系統の男性は魔男ってこと?
世界全体で魔男は虐殺されてきたのだろう。
振り返れば、ナチスが行った人民選別は西洋の時の宗教戦争で行った特定の民族大虐殺などと同じことだったのだろう。
私の好きな映画、ダ・ヴィンチ・コードの世界観が垣間見える。
イエスの子孫は女系で繋がるとする映画の結末は、イエスが青森県新郷村で3人の娘をもうけたとする話を彷彿とさた。
青森県出身者は顔が西洋人っぽい人もおり、新郷村は秋田県に近くその付近では西洋人に見られる遺伝子(コーカソイド)の子孫が存在するようだ。
確かに・・・いる。
イエスはユダヤ人(モンゴロイド)と言われているので、その子孫はコーカソイド系ではないと思われる。
イエスを追ってくるラングドン教授のような人が渡来してきた可能性を考えると古代のロマンを感じる。
日本には実に多くの難民が流れてきた歴史があり、捕虜も多くいた。
チェスと将棋の違いで語られるように、取った将棋の駒を持ち駒に変えるという考えと歴史がある。
渡来人といっても長期間に渡って多くの民族が渡ってきた、もしくは攻め込んで来たらしく、複合的な要因があり真実を分りづらくしているのかもしれない。
そもそも、アフリカが人類の出発地点と考えるのであれば、すべての国民が移民だが・・・
日本の建国2700年くらい前にいた人種を国民とするのであれば、現在の国民のほとんどが難民や移民や捕虜の子孫との混血である。
その混血の度合いからみて、どう考えても縄文系を上層部は守ろうとしたと思われる。
縄文系は争わない遺伝子とも言われるので、国を守るためには流れてきた弥生系男性を味方につけるのが得策だという国策ははるか昔から続いてきたのだろう。
だから、第二次世界大戦で戦勝国となっているにもかかわらず、なぜかアメリカは日本を守ることになったのだろう。
そう思うのは、日本人はどこかの国が日本を攻めようと攻撃してきたら日本を守るのはアメリカだと小学校の時に教えられてきたからだ。
「傭兵してくれるなら、住んでもいいよ。」という発想、今で言えば「米軍基地を作って住んでていいよ。」ということは昔々から日本にはあったのだろう。
しかし、祖先と日本人の歴史を調べれば調べるほど、これは世界では秘密にしなければいけないなぁ~と思うのである。
開示しちゃったら住みにくいし危険だから、やっぱり秘密がいいのかな?
やっぱり、宇宙軍が開示するまでは秘密にしよう。
祖先を知りたくて・・・① 武家は縄文系を守ってきた? ジーンライフ 遺伝子解析結果
祖先を知りたくて・・・② 武家は顔が濃い縄文人かも? ジーンライフ 遺伝子解析結果