時はサブプライムショックの直前、2007年7月くらいのこと。
風水にはまっていた私は、月の吉方位、所在地から真北となる日光東照宮へ赴いた。
それまでは、修学旅行での思い出、三猿がいるとか、眠り猫がいるとかくらいしか記憶に残っていなかった。
この時、鳴き龍(薬師堂)の出口に設置してある鳴龍おみくじを引いたことが、その後、2017年までほぼ毎年赴くきっかけとなった。
おみくじには相場についてのくだりがあり、「諦めて次を待て」のようなことが書かれていた。
丁度、7月下旬に為替が急降下する日が続き、なんとなく損切をした。
そして、おみくじの有効期限は1ヶ月くらいかな~という人の意見を聞き、1ヶ月様子見をすることにした。
2008年、また赴き、おみくじを引くと相場「売れ」のようなことが書かれていた。
東照宮奥宮の叶杉で言葉に出してお祈りは出来なかったけど、きっと何かあるな!と思うようなおみくじだった。
それを信じて取引する人なんてあんまりいないと思うけど、その他要因も考慮に入れてその通りに行動することで運気が上がることはあるかもしれない。
毎年行っていると、どこかで改修工事をしていたりして、秘蔵・・・とかがチラっと展示されていたりする。
宝物館もきれいになって、シアターとかが出来て近代的になったけど、前に展示されていたものがなくなったりもしている?
上の写真の眠り猫は2007年当時のもの。
右の写真の眠り猫は2017年の修復後のものだけど、前より分け目が丸くなってお鼻が色づいたんだね。
これはこれで、ぶち猫っぽさが際立った?
前述により、私にとっては絶大な金運スポット、パワースポットとなった薬師堂おみくじBOX。
写真はないけど、ほぼ毎年引きに行っていた。
栃木出身の知人によると、やっぱり家康公だし、どこでも金運スポットなんじゃね?とは言われる。。。
平成の大修理が終わった後、奥宮でも薬師堂のような説明が始まったのには驚いたが、商売繁盛にはやっぱり必要なことなんだね。
避暑地として夏に行くことが多かったけど、真夏の天然かき氷とかもオススメだね。
太郎杉なるものがあることも、7回目くらいで気が付いた。
東照宮の木の樹齢は400年から600年くらいと言われており、江戸時代の初期に後世に残る植樹が日本各地で行われたようだ。
猫が眠っていられるような平和な世界には何が必要なのか?をしみじみ考えさせてくれた東照宮巡りの思い出。
レイライン上に創建された東照宮には当時のもの達の覚悟と後世に伝えなければいけないことの使命の痕跡が残されているんだね。
400年おきに日本で起こった試練の時の痕跡。
2018年以降は、おみくじなどに頼らないことを心に決め、私はしばらく参拝をお休みすることにした。
しかし、やはりおみくじパワーはどんな著名投資家の言葉よりも重みがあるかもしれず、再訪することになるほど絶大な影響力があったりして。