2020年1月28日火曜日

祖先を知りたくて・・・① 武家は縄文系を守ってきた? ジーンライフ 遺伝子解析結果

出来れば父方の祖先のY染色体遺伝子を調べたかったが、女性だと母方のミトコンドリア遺伝子しか調べられないようだ。
父親に調べさせるほどのことでもないし。
遺伝子検査,DNA
フルシーケンスの方がよいと聞くが、まだまだ値段が高く、庶民には敷居が高い。

ミトコンドリアハプログループの遺伝子検査の結果としてはDグループ(D4)だった。
特徴としては、約3万5千年位前に中国大陸中部あたりで発生、東アジアの最大集団というグループに属していた。
驚いたことに、アメリカ先住民の中で始めて見つかり、日本人の約35%が所属、長寿のグループであるようだ。

ジーンライフによると弥生系渡来人のグループのようなのだが、ここで弥生系渡来人って何?と考えた。
祖先の家系、その他遺伝子の結果を総合的に判断してうちの祖先の弥生系渡来人は縄文系遺伝子を持つ渡来集団だったと思う。
弥生人と縄文人は、渡来人と先住民というように、よく対比されることがあった。
しかし、最近では縄文系弥生人なる考え方もあり、縄文系渡来人集団がいたのだろうと思った。
昔、縄文系の定義は先住民だったが、今では古代血統(男性ならY染色体D系統、女性ならミトコンドリアM系統)を持つものを縄文人と定義し直している。
一番古代血統を色濃く残すとされるのは北海道アイヌだが、日本列島の先住民は映画、ロード・オブ・ザ・リングに出てくるホビットのような少し背の低い濃い顔の人達だ。
めっちゃ簡単に私的に想定すると遺伝子的にみて縄文系(東洋人)、弥生系(西洋系東洋人)である。

女系で世界の遺伝子分布を見ることで、分かってきたことがある。
このD系統と呼ばれる系統樹には父から伝わるY染色体と母から伝わるミトコンドリアがある。
日本人の特異性としてよく語られるのはYAPが挿入されている縄文系と言われるY染色体D系統だ。
Y染色体D系統の中のD1a2(旧D1b)を持つ日本人男性は平均すると約35%と言われる。
不思議なことに日本が推定発生地点であり約3万5千年以上前に発生したと2020年1月時点のWikipediaさんでは考えられている。
かたや、弥生系と言われてしまっているミトコンドリアD系統の中のD4を持つ日本人(男女合わせて?)は約35%と言われる。
中国大陸中部が推定発生地点であり約3万5千年以上前に発生したとジーンライフでは発表している。(D4.D5のみの発生時期だと思われる。)
が、Y染色体D1a2もちょっと前までは中国大陸で発生したと考えていたかも?
今後、ますます古代遺跡から出る縄文人の調査が進むだろう。
そのうちミトコンドリアD4も縄文系で日本が発生地点と発表されてもおかしくない。

歯とかの検査結果では、私自身が数少ない縄文人との混血っぽい遺伝子結果が出ていたし、実際に結果通りの歯を持っている。

これは父親譲りのようで、母親はもっと縄文人くささがあり、いろいろな特徴から母親の方が縄文人に近いみたいだった。
母親は私より縄文人に近い歯の遺伝子、めっちゃ青いレアな歯を持っていた。
歯はとても調べやすく、信憑性の高い遺伝子情報のようである。
これは、母親の母方が武家の一族として結婚する男性に縄文系が多かったってことなのだろうか?
というよりかは、D4が縄文系と考えた方がしっくりくる。
父親の母方も武家であり、縄文系のちょっと濃い顔の人達が男女ともにいる。
思うに、女系で伝わるミトコンドリアM系統の分岐はすべて縄文系なのだろう。