2016年1月1日金曜日

ネコからのお告げ シンクロニシティ in 来間島

みなさん、旅行は好きですか?

日本の離島に、来間島というところがあります。

沖縄の宮古島から来間大橋を渡ってゆく、小さな神秘的?な隠れたパワ―スポット島。

海沿いの道を原付で走っていた。
海岸へ行こう♪
海岸にでる横道に入る。

長間浜の隣くらいだったか・・・
少し林が見えて来た。
道が細くなり下り坂になってきた。
よく見なかったけど、砂の道だった。
まだまだ、走れると思っていた。
原付を降りたくない私は、そのまま突き進んだ。

・・・そして突き落ちた。

ガコっ

ん?砂に埋もれた?

危険を察知した私は、試しにアクセルをかけてみた。

ブルん、ブルん


さらに埋もれた。
おしりが埋もれすぎて、バックが出来ない!
坂道だし、さらに食い込んだ。

そして、閃いた!
砂浜の先って、波が寄せてくるところって平らで黒いから、かたそう、Uターン出来そう。
我ながら良案だった。
原付を前に押してみた。

ズボっ


無謀だった。
さらに深みにはいる。
原付押す、動かない。
私、アクセルかける。

ブルん、ブルん

アクセルをかけるとそれはそれはきれいに砂浜の砂が舞う。
原付で砂浜に抜ける細い坂道を下ってしまった。
砂浜にはアダンの木があって、アダンがバックにいらっしゃる。
アクセルかけて進めるわけがなかった。
こういうときって開き直るのだ。
なんとかなる!

日が暮れそうになったら、原付をおいて助けを呼ぶしかない!!
そこは、素晴らしい誰もいない貸切のきれいな砂浜だったのだ。

ぶわん、ぶわん

まるで、犬がここほれワンワンしているよう。

ボコっと穴をほり進めた。

1メートルも進んでない、しかも進んだ方向は海。
これぞ、八方プラス下方塞がり。

意味わかるかな?
原付は足をおくところまで、20センチくらい砂に埋もれている。

どうしよう、グスン、、、
原付に乗って黄昏る私。

なぜその時の埋もれた原付ではなく海を撮ってしまったのか。
悔やまれる。。。


一体どれだけの時が立ったのだろう。

遠〜くから、4、5人、しかもお兄さんたちが歩いて来るのが見えてきた。
じーっとお兄さんたちを見つめる私。
助けて!!オーマイゴー!

これっ、心の声。

通じた!

助けてオーラ全開だったのだろう。
それともお兄さんたちの見る目がよかったのか。
「大丈夫ですか~?」とお兄さん。
そんなわけない。

原付さんは、押し上げられたのだ。




みなさん、フカフカな砂浜では原付は走れませんでした!

気をつけましょ!!

助かった~と思いながら来間大橋を渡り、宮古島に戻り
橋のそばのトイレに立ち寄る。



トイレを出た私を出迎えてくれる小さな珍客がそこにいた。




原付をスリスリ♪

かわいいにゃ~。
ずっとスリスリしてる。
デジカメで写真を撮り始めてもスリスリ。

宮古島,パワースポット,シンクロニシティ

原付に乗って黄昏るネコ。

どうしよう。
降りてくれないにゃい・・・(´・ω・`)
なにか、あるのかにゃ?

そういえば、島の物は持ち帰らない!という話を聞いた
~。
よく見ると原付には、来間島の砂浜の砂がびっちり。
かるくはたく位じゃだめだったかな?

これは、もう一度来間島に戻って、原付さんをきれいにしてから帰らねば!そう思ったら・・・

あれっ、ネコが降りた・・・

不思議だ。
行ってくるね~、ネコにゃん。

ということで、来間大橋を渡り再び来間島へ~。
来間島へ行くと、最初にあるスポットはタコさん。




歩きか原付などでしか行けないような、細い坂道を登っていくと、大きいタコのモニュメントがある。
そこで、私はせっせと砂を落とす。

もうこれでいっかな?
そんな折、一台の車が現れる。
は?こんなところに車で来たの?
ここはタコさんモニュメントがある、高台から宮古島と橋を見に来る場所。
狭い細い坂道の先はモニュメントしかない狭い公園。

車がUターンするような場所はあるかな???
ちょっとふみはずすと崖だよ?

無謀だ!!!

その車にはお兄さんが一人乗っていた。
どうやら、このモニュメントまで辿りつくために、レンタカーにボコっとしたへこみまで作ってしまったようである。
助けて欲しかったらしい。
私は狭い公園の中で車のUターンを補助し、お尻のちょっと痛い車さんを見送った。

「数万請求されちゃうかな?」とお兄さん。


恐らく、よほどのことがない限り・・・
しかし、こんな場所に車はダメだろ!
ほとんど、観光客がいない場所で私がそこに戻る偶然がなかったら、お兄さんは大丈夫だったのだろうか。

なんだか、ごく最近こんなことあったな・・・


見送った後、また来間大橋を渡る。
先ほどと違ってもう日が落ちており、ライトアップされていた。




またトイレに行ってみた。

ネコの姿はどこにもなかった。

助けられて、助けて、 プラスマイナス0の日 と名付けた。
ネコが運んだシンクロニシティ。
意味のある偶然の一致?共時性?
ネコ様からのご指令か?


ちょっと助けて貰ったんだから、同じような人を助けなさいってことなのか?

まるで人生の縮図?
ネコの不思議。
人生は、この日のようにプラスマイナス0なるのかもしれない。
こんなシンクロが起きまくる宮古島周辺は、ほんとうにパワースポットだらけ。

気づかぬところで調整された世界を私たちは生きているのだろう。

このネコとの出会いは、私にとって記憶と記録に残る最初のシンクロニシティとなったのだった。