2019年1月10日木曜日

親知らずの進化?退化? ジーンライフ 遺伝子解析結果

あなたは親知らず生えてました?
歯医者さんの教科書には、親知らずが生えないのは☆進化☆と書かれている。
しかし、退化と考える人もいる。
親知らずが生えないのは、遺伝的な影響が考えられるようだ。

ジーンライフによれば、☆親知らずの非形成☆ という検査項目があり、「起きやすい傾向」「やや起きやすい傾向」「標準」の3つの結果でわたしたちの遺伝子の型を診断してくれる。
診断結果はグラフ表示され、全体の何パーセントくらいに自分が入っているかを教えてくれる。
「起きやすい傾向」、つまり親知らずが生えない傾向がある人は全体の10パーセントくらい。
「起きやすい傾向」の中にもさらに区分があり、私が所属しているのは全体の2.2パーセントみたい。

かなり、非形成が起こりまくる傾向だった!

中には1パーセント未満の確率の遺伝子をお持ちの方々もいるようだ。


3つの分類の中には関連遺伝子が、THSD7B、LOC100420828、LOC100507548 とある。
私の結果を見ると型にGとCが多い人は非形成の傾向が強い。
歯の検査項目は、他にも虫歯のなりやすさや、歯の裏の形などがあった。

歯には思った以上の奥深さがある。
「口は災いの元」=「口は病気の元」と思い始めたほどだ。
口の中の環境が、病気につながることがある。
そこは、歯医者として歯がゆいところであるようだ。
歯医者と医者はタッグを組んだほうがいいのでは?と思う。

今まで奥歯をまじまじ見たことがなかった私。
誰かに指摘されなければ、自分が他の人とちょっと違うことにまったく気づかず生きてきた!

親知らずがない、と発覚したのは歯のレントゲンを撮ってくれる歯医者さんでのこと。

歯医者さんによると、親知らずは表面に生えてこなくても、レントゲンを撮ると奥に埋没していたりする。
完全に4本ないのは珍しいみたい。
奥に埋もれてもいなかった。

遺伝子検査の結果を見て、家族へ聞いてみた。
おかーさん→親知らずあった。
おとーさん→親知らずなかった。
重要:埋もれてただけかもしれないが、60歳を超えたころに2本くらい生えてきたらしい。)
おとーさんに若いころ、レントゲンを取っておいて欲しかった。
歯の成長期に固いものを食べなかった&親知らずを作るエネルギー不足で非形成なのかもしれないが・・・


遺伝子は何万年の旅、もしくはそれ以上の旅をしてきている ようなので、そんなに簡単には変わらないと言われているよう。
一日一食で有名な南雲先生の本にも書いてあった。
歯医者さんを信じ、私は進化と思いこむことにしよう。

遺伝子が注目を集める中、遺伝子にいいというフレーズをよく見るようになった。
今もかもしれないが、少し前には酵素がいいというフレーズをよく見た。
酵素は、歯医者さんに完全に否定された。
全ては遺伝である!と断言された。
数年前に、学会の定説が逆転する結果が出たようだ。
フラシーボ効果かな。
そういう経緯があったからなのか、最近は遺伝子にいいというフレーズをよく見るようになった。

遺伝子について、さらにつっこんだ結果がでるといいな。
究極の個人情報ともいわれる遺伝子情報。
何万年もの先祖の旅の記録。

遺伝子はとても興味深い。

仕組や特徴がもっと広く伝わるといいな。
興味があれば、ぜひ調べてみることをおすすめする。