2018年9月3日月曜日

九頭龍は八岐大蛇がモデル? 箱根神社/九頭龍神社(本宮)にて ✱御朱印巡り

今まで貰った御朱印の中で一番簡素な御朱印だった。
観光客が多く、御朱印の受付所が1ヶ所しかない為なのか、御朱印目的で人が並んでいて番号札を渡された。
御朱印帳が戻って来た時、あれっ?って感じだったが、巫女さんたちも若かったし、数も多いだろうし、まぁいいのだろう。

箱根神社いい!って噂を聞いて行ってみたものの、特に・・・
神社慣れしていた私としては、普通?観光色強め?って感じだった。
丁度、箱根山の火山の警戒が上がっており観光客は普段より少なめだったのか、それとも箱根ロープウェイが運行中止だったこともあり多めだったのか分からないが、人がおおいなぁ~と感じた。

神社の紹介を見ると、源頼朝系の武家にご縁がある神社だった。
交通安全・心願成就・厄除けに強いようだ。
行きの高速では豪雨で前が見えないし、久しぶりのドライブだったし、交通安全は重要だよね。

また、箱根神社は関東の裏鬼門としての役割もあり、関東の重要な守護神とされてきたようだ。


これは、日光山輪王寺の改修工事中に展示されていた資料だが、やっぱり徳川家は風水をかなり利用してきたんだね。

一番のお気に入り写真は神社の出口らへんにあった?朽ち木?となった。


箱根神社に向かう際、グーグルマップで位置を調べてみたら、何やら箱根神社と出る場所が数か所あり、九頭龍神社(本宮)が気になった。

向かうと拝観料がかかることを知る。
しかし、ほぼ貸し切りで私好みのひっそりとした癒しスポットであった。


日本には、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)だったり九頭龍だったり、蛇とか龍を退治する話が多いのはなぜなのだろうか。
はたして、九頭龍は八岐大蛇がモデルなのだろうか。
ちまたではギリシャ神話のヒュドラー(9つの頭をもつ水蛇)との関連性も指摘されている。
ヒュドラーの持つ8つの頭は退治できたけど、中央の頭は不死で退治できなかったとも。。。

2400年くらい前から箱根は箱根山を神体山としたことに始まり、山岳信仰の霊場とされてきたそうだ。
その後、1300年くらい前に古事記や日本書紀が編纂された後、757年(天平宝字元年)に九頭龍神社が創建された。

ここから考えると、意外とすこーしずれているだけで、ギリシャ神話と日本神話、そして奈良時代の話を今に伝えるための神社なのかもしれない。