2018年10月23日火曜日

どんな著名投資家の言葉よりも絶大? 金運スポット 日光東照宮のおみくじパワー ここが私のパワースポットになった理由

時はサブプライムショックの直前、2007年7月くらいのこと。

風水にはまっていた私は、月の吉方位、所在地から真北となる日光東照宮へ赴いた。


国宝,陽明門


それまでは、修学旅行での思い出、三猿がいるとか、眠り猫がいるとかくらいしか記憶に残っていなかった。


この時、鳴き龍(薬師堂)の出口に設置してある鳴龍おみくじを引いたことが、その後、2017年までほぼ毎年赴くきっかけとなった。

東照宮奥宮,叶杉おみくじには相場についてのくだりがあり、「諦めて次を待て」のようなことが書かれていた。

丁度、7月下旬に為替が急降下する日が続き、なんとなく損切をした。

そして、おみくじの有効期限は1ヶ月くらいかな~という人の意見を聞き、1ヶ月様子見をすることにした。

2008年、また赴き、おみくじを引くと相場「売れ」のようなことが書かれていた。

東照宮奥宮の叶杉で言葉に出してお祈りは出来なかったけど、きっと何かあるな!と思うようなおみくじだった。

それを信じて取引する人なんてあんまりいないと思うけど、その他要因も考慮に入れてその通りに行動することで運気が上がることはあるかもしれない。 


眠り猫,修理前


毎年行っていると、どこかで改修工事をしていたりして、秘蔵・・・とかがチラっと展示されていたりする。

宝物館もきれいになって、シアターとかが出来て近代的になったけど、前に展示されていたものがなくなったりもしている?

上の写真の眠り猫は2007年当時のもの。

眠り猫,修理後右の写真の眠り猫は2017年の修復後のものだけど、前より分け目が丸くなってお鼻が色づいたんだね。

これはこれで、ぶち猫っぽさが際立った?

前述により、私にとっては絶大な金運スポット、パワースポットとなった薬師堂おみくじBOX。

写真はないけど、ほぼ毎年引きに行っていた。

栃木出身の知人によると、やっぱり家康公だし、どこでも金運スポットなんじゃね?とは言われる。。。

平成の大修理が終わった後、奥宮でも薬師堂のような説明が始まったのには驚いたが、商売繁盛にはやっぱり必要なことなんだね。


太郎杉避暑地として夏に行くことが多かったけど、真夏の天然かき氷とかもオススメだね。

太郎杉なるものがあることも、7回目くらいで気が付いた。

東照宮の木の樹齢は400年から600年くらいと言われており、江戸時代の初期に後世に残る植樹が日本各地で行われたようだ。

猫が眠っていられるような平和な世界には何が必要なのか?をしみじみ考えさせてくれた東照宮巡りの思い出。

レイライン上に創建された東照宮には当時のもの達の覚悟と後世に伝えなければいけないことの使命の痕跡が残されているんだね。

400年おきに日本で起こった試練の時の痕跡。

2018年以降は、おみくじなどに頼らないことを心に決め、私はしばらく参拝をお休みすることにした。

しかし、やはりおみくじパワーはどんな著名投資家の言葉よりも重みがあるかもしれず、再訪することになるほど絶大な影響力があったりして。


重文,五重塔


東照宮,参道,石灯篭

国宝,廻廊




2018年10月3日水曜日

日本三大摩利支天 禅居庵・建仁寺/上野・徳大寺/金沢・宝泉寺にて ✱御朱印巡り

日本三大摩利支天にすべて行ってみた。
イノシシの上に乗った神様を祀っているところのようだ。
インド神話のリグ・ヴェーダに登場するウシャスという暁の女神のことなのかな。
ギリシャ神話でいうアポロン?という噂も。
亥年の人にオススメ。

京都の建仁寺・禅居庵にはイノシシがたくさん。
始め、摩利支天という名前を知ったのはココだった。
狛犬ならぬ、狛イノシシもいる。
戌亥の干支の並び順には、知られているだけではないふか~い訳があるのかもしれず、犬とイノシシにご縁が多い私としては、他の摩利支天寺にも行ってみたくなった。

建仁寺建仁寺建仁寺,禅居庵,御朱印

東京上野の徳大寺は山手線から見えるけど、イノシシのお寺だったとは驚き。
こじんまりとしているながらも立地よく、人で賑わっているスポットだった。

徳大寺上野,徳大寺,御朱印

金沢の宝泉寺はかなりマイナースポット。
ここまで来たらって感じで訪ねてみた。
民家にピンポンしてお邪魔することになったが、付近の歴史情報が聞けたりオススメのお寺が聞けて良かった。
こういうところが、御朱印巡りの醍醐味だね。

宝泉寺宝泉寺金沢,宝泉寺,御朱印

オススメされたお寺は那谷寺だった。
静かで自然美が多く、散策にオススメ。
あと、ゆるキャラの那谷ちゃんがかわいいね。


2018年9月3日月曜日

九頭龍は八岐大蛇がモデル? 箱根神社/九頭龍神社(本宮)にて ✱御朱印巡り

今まで貰った御朱印の中で一番簡素な御朱印だった。
観光客が多く、御朱印の受付所が1ヶ所しかない為なのか、御朱印目的で人が並んでいて番号札を渡された。
御朱印帳が戻って来た時、あれっ?って感じだったが、巫女さんたちも若かったし、数も多いだろうし、まぁいいのだろう。

箱根神社いい!って噂を聞いて行ってみたものの、特に・・・
神社慣れしていた私としては、普通?観光色強め?って感じだった。
丁度、箱根山の火山の警戒が上がっており観光客は普段より少なめだったのか、それとも箱根ロープウェイが運行中止だったこともあり多めだったのか分からないが、人がおおいなぁ~と感じた。

神社の紹介を見ると、源頼朝系の武家にご縁がある神社だった。
交通安全・心願成就・厄除けに強いようだ。
行きの高速では豪雨で前が見えないし、久しぶりのドライブだったし、交通安全は重要だよね。

また、箱根神社は関東の裏鬼門としての役割もあり、関東の重要な守護神とされてきたようだ。


これは、日光山輪王寺の改修工事中に展示されていた資料だが、やっぱり徳川家は風水をかなり利用してきたんだね。

一番のお気に入り写真は神社の出口らへんにあった?朽ち木?となった。


箱根神社に向かう際、グーグルマップで位置を調べてみたら、何やら箱根神社と出る場所が数か所あり、九頭龍神社(本宮)が気になった。

向かうと拝観料がかかることを知る。
しかし、ほぼ貸し切りで私好みのひっそりとした癒しスポットであった。


日本には、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)だったり九頭龍だったり、蛇とか龍を退治する話が多いのはなぜなのだろうか。
はたして、九頭龍は八岐大蛇がモデルなのだろうか。
ちまたではギリシャ神話のヒュドラー(9つの頭をもつ水蛇)との関連性も指摘されている。
ヒュドラーの持つ8つの頭は退治できたけど、中央の頭は不死で退治できなかったとも。。。

2400年くらい前から箱根は箱根山を神体山としたことに始まり、山岳信仰の霊場とされてきたそうだ。
その後、1300年くらい前に古事記や日本書紀が編纂された後、757年(天平宝字元年)に九頭龍神社が創建された。

ここから考えると、意外とすこーしずれているだけで、ギリシャ神話と日本神話、そして奈良時代の話を今に伝えるための神社なのかもしれない。

2018年8月3日金曜日

輪王寺や東照宮は戌亥のゆかり寺? 日光山輪王寺/日光東照宮/二荒山神社 ✱御朱印巡り

東照宮が建てられた日光山輪王寺は戌亥の寺で、徳川家康は犬好きだったんだよ~と栃木県出身の知人に聞き、輪王寺の人に尋ねてみた。

よく分からないけど、もしかしたら輪王寺は阿弥陀如来を祀っており、阿弥陀如来が戌亥生まれの人の神だからなのでは?と教えてくれた。
鎌倉の大仏も阿弥陀如来。
輪王寺の宝物殿や徳川家の歴史から、オオトリの守り神は阿弥陀如来なのかもしれない。

日光山輪王寺,御朱印    阿弥陀如来,御朱印

イヌが重要なのは分かるけど、イノシシっていがいと重要なのかも?
調べてみると、天門という言葉が出てきた。
天門とは、北西、戌と亥の間(乾)の方位のことであり、日光山輪王寺/東照宮/二荒山神社の3寺社は天門の方除け守護と家運永久子孫繁昌を願い創建されたようだ。
関東の鬼門として、徳川家の重要な寺社だったよう。
そういえば、日光山の鬼門除けっていう図もあった。

日光山の鬼門除け

思えば、東照宮や神田明神、箱根神社など、徳川家ゆかりの鬼門、裏鬼門の寺社に知らずしらずのうちによく行っていたことに気づいた。
輪王寺の人は知らなかったようだけど、天門は戌と亥の間だから、阿弥陀如来と戌亥の寺と考えてもいいのではないか?と思った。


ご縁があって毎年行っていたが、いつもどこかで工事していることが多く、また広いのでいつも色んな発見があっていいね。
輪王寺が工事中の時に見れたバーチャル映像とかもよかった。
絶対欠かせなかったのは、鳴龍のところのおみくじを引くこと!
また、年々あがる営業っ毛がうける。

東照宮奥宮,御朱印2014年当時、東照宮と輪王寺で集められる御朱印は7つ。
すべて集めてみた私。
完全に有料スタンプラリーに自主参加していた。

300円×7つの御朱印。
書き手が違うのもいいね。
今では御朱印売れる!と思って、期間限定とかもあり増えたかも?

東照宮奥宮は糊付け用の書き置きをくれた。
今はどうかわからないけど、その日用を書き溜めておくんだね。
ある意味、失敗があまりなくいいのかも・・・

二荒山神社,御朱印しかし、二荒山神社のはみだしぶりには驚いた。
輪王寺や東照宮は300円なのに、二荒山神社だけ500円のぼったくりが発覚。

そのかわりなのか、一箇所で大量の種類のスタンプを貰えるようだ。
しかも、けっこう上手い。

今まで500円だったのは、ここと京都の東福寺だけ。
とある京都のお寺の人に聞いたら、普通は300円ときっぱり言っていた。

なぜなのだろう。
京都のタクシー運転手によれば、別のところに持って行って書いて貰っている寺もあるらしい。
しかし、京都の宿の主人情報では外国人だと分からないし500円にする人もいるらしく、ぼったくれそうなところはぼったくるらしい。

東照宮も年々営業活動が盛んになっているし、そのうちみんな500円になってしまったりして。

鳴龍,御朱印    

感覚では、拝観料を取ったりするお金欲しいところ、交通の便が悪く観光客がいないところ、並んでいないところが500円だったりして・・・

輪王寺の御朱印の説明書きには観光スタンプではないので・・・と書かれていた。
観光スタンプだと思っていた私。
賽銭箱にお金を入れたくない私としては、寺の人の顔や状況がわかるお布施のような感じにとらえることもできるから確かに観光スタンプではないのかも。

京都の寺での経験から、300円分の価値は生んでねって感じ。
要は、最悪書き置きでもいいからちゃんと書いてね!ってこと。
寺に務めるものとして、習字って重要だよね。
そういう観点で見ると、日光の3寺社は優秀?だった。

帰り際、太郎杉のそばにトンボが。
自然豊かな日光山は、避暑地としてもオススメだね。

栃木



2018年7月2日月曜日

お祓い力すごくあるのかも? 武蔵御嶽神社 ✱御朱印巡り

自分の意思とは関係なく、2回も行った神社がある。
今思えば、悪霊をお祓いする力があるすごいパワースポットだったのかもしれない。

青梅,御岳山,御岳登山鉄道

武蔵御嶽神社は、崇神天皇7年(紀元前90年らしい)に御岳山山頂に創建された歴史ある修行の場であり、御岳山は古くから山岳信仰の霊山であったようだ。
今はケーブルカーがあってよかった。

最近知ったことだが、山の山頂には空に立ち上る熱上昇気流というものがある。
渡り鳥のタカなどは、この上昇気流を視たり、磁気を感知したりしているようで、最近人間にも認知できる第六感として研究が進められているようだ。

霊験あらたかといわれる古来の神社が、山頂に創建されているのにはこういった自然エネルギーを利用して修行をする場としてふさわしかったからなのかもしれない。

天狗岩,ロッククライミング1回目は2011年4月、東日本大震災の直後、突然ゲストハウスの住人に誘われ赴く。
犬にゆかりのある神社であることを知る。
周辺散策コースを一通りトレッキング。
しかし、私の軽装と筋力では天狗岩には登れなかった。。。
上に祠と天狗の像があるっぽい。
やっぱり、少しの準備と備えは必要だった。

2回目は2014年5月、当初行くはずだった高尾山になぜか突然行けなくなり、高尾山に近い御岳山に急遽変更。
武蔵御嶽神社へも再訪。

武蔵御嶽神社,御朱印

白と黒?の2匹の狛犬(狼)がメッセージ?
おいぬ様(狼)を祀っていて、愛犬のお祓いもしてくれるそうだ。
我が家には白と茶色の2匹の犬がいたけど、番犬そのものでよく玄関で番をしていた。
やっぱり、犬は2匹いると落ち着くね。

きっと周辺の滝つぼで修行するんだろうな。
私も体験してみたかったな~。。。
ロックガーデンと言われるスポットや七代の滝があって、トレッキングにオススメ。
ケーブルカーを使わず登山もできるらしい。

ロックガーデン


2018年6月3日日曜日

悲田院のあまりの下手さに脱帽! いい教訓話になった ✱御朱印巡り

下手すぎた。
これは、、、

毘沙門天,悲田院,かなり,ひどい,

三十三間堂遡ること1日前、知人に三十三間堂を紹介して貰う。
プレゼントと言われ、御朱印帳を貰う。

七福神のおみくじを引くと、毘沙門天のミニお守りが入っていた。
気が付くと、コートの裾にもうひとつおみくじが入っていた。

間違えて?入ってしまった2つ目。
なんとなく、2つ目のおみくじ代を払い開ける。
また毘沙門天のミニお守りが入っていた。

三十三間堂
2つとも毘沙門天だなんて、今年は毘沙門天イヤーなのか?と思いつつ、せっかくなので、京都旅行の残りを御朱印巡りにしようとも思う。

この時には御朱印帳貰っただけなので、一筆とスタンプにお金がかかるとは夢にも思っていなかった。

泉涌寺その日の宿泊先で、なんと御朱印は一筆300円のお金がかかるものであり、外国人には500円とかでぼったくっているところもあるらしいと聞く。
めんどうなので、ひとつの寺でいっぱい書いてくれる場所を聞いたところ泉涌寺を紹介され、他にも私にあったオススメの寺情報を教えてくれた。

泉涌寺さっそく、翌日朝一で寺へ向かう。
最初の写真の右側の御朱印を含めて5個くらいゲット。
2人いたので、2人とも書いて貰った。
1個300円だから、一瞬で1500円。
結構高いよね。

毘沙門天を祀っている寺があるかを聞いたところ、すぐお隣にあると聞き行ってみた。

世にもまれな御朱印をいただけた。
後払いなのだが、300円の価値を問うこともできず、後で振り返ると笑いが止まらない最初の写真の左側、平成26年2月2日の御朱印であった。

悲田院,毘沙門天,御朱印

他の寺の方に聞くと、どうやら由緒正しき悲田院。
歴史ある孤児院発祥の地のようだ。

聖徳太子行き方,アクセス,東山区,山内町

幼少期より、書道に勤しんでいた私としては、毘沙門天の毘の田の左上出だし2センチ書いた瞬間にヤバイ!っと分かった。
ということで、私の毘沙門天巡り&習字力チェック巡りが始まる。

京都,毘沙門天,御朱印東寺,毘沙門天,御朱印


あまりにも下手な御朱印だったが、思い出す度にその書いていた時の様を思い出し笑えてきて、嫌な思いどころか部下に示しをつけられるようないい教訓話となった。
「それでお金を貰えるのか?」

京都から戻った私は、この一冊を埋めなければ!というよくある使命感に襲われ、その後旅行の度に御朱印を集めることになった。

観光スタンプじゃないから!って、教えてくれるところは私の訪れた中では2つだけだった。
なにせ、有料だもんね。

氷川神社

武蔵御嶽神社






神楽坂,善國寺,毘沙門天,御朱印


豊国神社,豊國

やっとこさ、一冊分集め完。
やはり悲田院の御朱印を超えられるものはなかった!
いや~、意外と高かったけど、お寺の人とこの御朱印をネタに直接話せたり、ちょっと面白かった御朱印巡りであった。