2019年9月23日月曜日

江戸時代に学ぶ植樹の大切さ 国境紛争を繰り返すカシミール地方へ行って

「国破れて山河あり」
これに尽きるという印象だった。
ただし、はげ山。


地球を眺めると国境を境に国の意思がそこに反映されている。

調べてみると、日本では江戸時代にそれまであまりなかった植樹が推奨され各地域で管理していたそうだ。

長い戦国時代に山は荒れたのだろうか。
木の樹齢を調べると400年くらい前に植えられた木が多いそうだ。

眠り猫で有名な日光東照宮。
猫が眠っていられるような平和な世界を作る為には何が必要なのか。
今、だけではなく、後世を考えて国が行動できるか?が重要なのだろうか。
そんなことを考えさせる、道中であった。

東カシミールのラダック地方へ赴いたが、ホテルや一部の集落、ゴンパ(寺)周辺だけ樹齢の幼い木が植樹されており、山はもう枯れていた。
同じ木を等間隔にかなり密集させて植えており、枯れかかっている場所もあった。
この地域の方が植林の方法を学んでくれるといいなぁ~と思う。

レーへの機中や集落、ゴンパでは標高が高いためもあるのか、太陽光のフレア(ゴースト)がよく撮れた。


オーブ




本当にスカッとした青空の日が多く、前年に赴いたシッキムとの違いに驚いた私であった。
山岳砂漠だからなのだろうか。
ただ、そのおかげで蚊や虫があまりおらず、せっかく用意した虫よけスプレーの出番はなかったのである。