2017年2月8日水曜日

【 幼いうちは、悪いものを 】見ざる言わざる聞かざる 本当に伝えたいことは

栃木県の日光東照宮にはかの有名な三猿がいる。
言葉の意味は、「幼いうちは、純真で周囲の影響を受けやすい。だから世の中の悪いことは見聞きせず、悪い言葉も使わせず、良いものだけを与えよ。この時期に、良いものを身に付けておけば、悪いものに触れ(対し)ても正しい判断(行動)ができる。」ということである。

以前は、資料館にあったこの紹介だが、今は三猿のことを勘違いして解釈する大人が多いためなのか、前面にだしてある。

本当に人の学びに必要なことは、本来無料で提供されるべきものだと考えられる。
日本には道徳があった。
この道徳は、幼いうちに身に付けるべきものだったのだろう。
お金を払って得た教えには、金もうけの為のノウハウがちりばめられていることがある。

日本人のDNAと言われるD遺伝子は思いやり遺伝子と言われている。
日本人が海外と違ってカウンセリングを受ける人口が少ないのは、昔からの教え・道徳や親の在り方がよく、みんながカウンセラーであり思いやりやお世辞によって成り立ってきた文化だったからなのかもしれない。

日光東照宮,三猿